製造で使用する治具の製作や修理などを担当しています。
治具とは製造における部品みたいなもので、例えばまっすぐに線を書くときの「定規」みたいな役割です。
製造過程の金属自体の温度、条件、治具の材質などを考慮し、製造に適した治具を製作します。
シミュレーションソフトも駆使し、金型の向きや型の位置関係なども調整していきます。
大きい組織の中でものを作る際は、工程ごとに役割が分かれていることが多いですが、私の部署では「設計」「シミュレーション」「プログラミング」「加工」までを一人で担当するスタイルになっています。他部署と連携を図りながら進めますが、意見をタイムリーに反映出来る点は、ここならではと感じています。一人で進めるので責任も大きくなりますが、やりがいがある仕事です。
私は転職してキッツメタルワークスに入社しています。最初はCAD?CAM?という感じでしたが、先輩の教えや、自分でトライ&エラーを繰り返しながら今にいたります。現在も勉強中ですが、理解が深まるとそれだけ可能性も広がるので、仕事といっても非常に面白く感じています。
社会人になると1年に241日は働かないといけません。それなら少しでも興味があったり、やりがいを感じられる仕事の方が良いと私は思います。価値観は人それぞれなので、自分の価値にあった会社を見つけ出せたらいいですね。